『明日がござる』

lovelytsubasa2005-08-04


VTR自体、現存していないと思っていた1975年放映のTBSドラマ『明日がござる』がいよいよTBSチャンネルで放映開始!プロデューサーは石井ふく子、制作はテレパック。ご存知『ありがとう』のスタッフ、キャスト総動員のドラマだ。主演はみんなのアイドル・チータ!今回はゆるいパーマをかけていて、ちょっぴり乙女チックないでたち。そしてチータの弟役になんと佐藤佑介クンが出演ナノダ!ああ、今まで生きてきてヨカッタ。みどころ&ストーリーは・・・

平岩弓枝脚本、石井ふく子プロデュースと「ありがとう」のスタッフが集結し、大型ホームドラマが実現した!「ありがとう」で山岡久乃と母娘役を好演をした水前寺清子が、今度は尾上松緑と父娘を演じる。出演者も23人のレギュラーと豪華なキャストで東京の粋な街・神楽坂に住む3家族を軸に物語は展開していく。これまで、「肝っ玉かあさん」「ありがとう」と父親のいない家庭のドラマ、働くお母さんを主人公にしたドラマを描いてきたが、今回はどの家庭にも父親は健在で、“脱おかあさん”を狙う。尾上松緑ホームドラマ出演は当時12年ぶりとなる』
『東京・神楽坂の串料理のしにせ“世渡”の主人・欣太郎(尾上松緑)が、ある日、パリに支店を出すと言い出した。ロマンチストでパリに憧れている妻の郁子(葦原邦子)も大乗り気だ。ところが、この話を耳にはさんだ長女の集子(水前寺清子)は、とんでもない話と猛反対。勝手にそんな話を決めて、一体、留守はどうなるのか。兄の政二郎(井上順)と自分はいいが、中(沢田雅美)は大学生、番(佐藤佑介)は高校生、三(二階堂千寿)はまだ5歳なのに…』

ところで、こういった一連のホームドラマを“マンネリズム”で片付けてしまうのはどうも疑問である。台詞まわしや役者たちが醸し出すグルーヴの心地よさや世界観については、もっと評価されるべきと思うのだが・・・。ちなみにプロデューサーが同じといえども、『渡る世間は鬼ばかり』とは全く違う世界観のものである。