沖雅也 in 『体験時代』

lovelytsubasa2005-11-03

ホームドラマチャンネルで放送中のドラマ『体験時代』の録画分第1回〜3回までをやっとこさチェック。そして沖雅也タン熱がふたたび…。

1979年・東京12チャンネル系で放映。主演は『俺たちは天使だ!』ですっかり三の線がクセになり始めた頃の沖雅也タンです。共演は相本久美子、竹田かほり、石田えり、谷川みゆきほか。“なんとなくクリスタル”&“激写!”世代の女子大生がワンサカ出てくるドラマとして、スタート当時は注目されていたようです。主題歌は杏里で音楽は尾崎亜美…って、すげートレンディ(笑)!しかしそこは東京12チャンネル。視聴率的には惨敗だったとか…。

沖さんは横浜のタウン誌の記者役で、久美子タンたち女子大生に翻弄される情けない役(笑)。しかし“顔はイイのに野暮天”具合に胸キュン!この人ほど“モテない美男子”的な役が似合う俳優は存在しないのでは?おへそあたりまでシャツのボタンを開け、金のネックレスをジャラジャラ…といったファッションも女子のツボを刺激します。

そんな彼とカラむ相本久美子タンは意外にもコメディエンヌとしてしっかりお仕事。岡崎友紀タンに通じるキレの良さに驚きです。久美子タン主演として思い出すのは、動物病院を舞台にした『動物、だーいすき!』という昼ドラ。コメディ向きのキャラですね。あと、魅力再発見だったのが、竹田かほりさん。当時の典型的な女子大生といったたたずまいがグーです。『桃尻娘』臭がプンプン。

実際のところ沖ファンにはこのドラマ、不評らしいですね。「ドタバタが鼻につく」とか、「安っぽいドラマ」といった辛口な意見も…。みんな二枚目役のほうがいいのかしらん。沖タンが下剤を飲み、苦しみながらトイレに駆け込むシーンを観た時、クレイジー映画で同じように下剤で苦しんでいた内田裕也タンを思い出してしまいました…。