テレビ東京にて、ドラマ『旅の終りに』を観る

この作品、昨年の暮れに放映されたドラマスペシャルだったんだけど、よく調べてみると過去に映画・ドラマ化されていたとのこと。原作は五木寛之『艶歌』。…伝説の演歌プロデューサーと斜陽のレコード会社を建てなおすために送られてきたヤリ手の専務取締役との果てしなき葛藤を描く。題材が演歌だからといって「古臭い」イメージでは括れない、心の底から揺さぶられる世界。近年にはみられなかった男くささである。小林稔侍の演技、泣けに泣けた。(在日問題のエピソードを織りまぜるのには少し疑問を持ったが…)氷川きよしタンも流しの青年役で出演。※ドラマ内容については、ここで検索してみてね。「ドラマ全文検索」機能で。
ちなみに、1968年日活にて映画化。薄幸の流しの少女にはチータ水前寺清子)がキャスティングされた)