打ち込んでマス、私・・・。

先日、我が家にケーブルテレビを導入。スカパーも加入しているのですが、ケーブルでしか見れないチャンネルもあり、いろいろとザッピングする毎日です。そんな中、早速お気に入りとなったのが、mondo21チャンネル の「モンド21麻雀プロリーグ・女流モンド21杯」という麻雀番組。女性プロ雀士のかたがたが打っている姿に感動しました。まさに流れるような無駄のない美しい動作なのです。

だから…という訳ではないのですが、ここ最近、麻雀を独学中です。テキストとして『二階堂姉妹の麻雀入門』を購入(ミーハーですみません…)。美人プロ姉妹のグラビアにハァハァ(アホか!)。まだまだ人間とは対戦できる状況ではなく、ゲームソフトでちまちまと打つ日々です。

そもそも、60年代、70年代の映画やテレビドラマには日常的なゲームとしてよく麻雀は登場していました。娯楽が少なかったという当時の情勢もあってか、石立鉄男ドラマなどは台詞に麻雀用語がかなりの頻度で連発されていました。内藤洋子の映画(多分、『娘ざかり』か『としごろ』かどちらか)で、彼女が自分の兄たちと麻雀を打つシーンがあったのですが、意外にも手慣れたそのしぐさがとても可愛らしかった思い出があります。麻雀って、ファミリーゲームなのね!と妙に納得したワンシーンでした。

放禁という名の恐怖感

lovelytsubasa2005-11-13

ここ最近、仕事以外ではパソコンから遠ざかり気味。だったら何をしてたの?というとひたすら読書…だったのデシタ。

『放送禁止映像大全』(天野ミチヒロ著/三才ブックス)、『封印作品の謎』(安藤健二著/大田出版)等をたて続けに読む。政治的圧力や表現方法等様々な理由で放送自体が禁止になったり、本放送以降の再放送やソフト化が閉ざされてしまった作品について、両書とも膨大な資料&取材でまとめていました。読後感は爽快…なんていう訳がなくて、言葉に出来ない
居心地の悪さや恐怖感が身体にべっとりと貼りついた感じです。

そこに当然あるモノや人間が、ある日突然消えてしまって、しかしそれはもともと存在していなかったものと周囲の人間が口を揃えているような状況。放送禁止やおクラ入り作品を知るたびにそういった恐怖感に襲われます。

しかし、そんな事を言いながらも以前から放禁モノのドラマについては個人的に研究していたため、新たな発見もありました、モチロン…。

テレビドラマ史では特に60年代の黎明期に放送禁止(中止)となった作品では『東芝日曜劇場・ひとりっ子』(自衛隊非難の内容が原因)『悪い奴』(国会議事堂の爆破シーンが問題)『判決』(数多くのエピソードが放送中止に)『若者たち』(内容があまりにも暗いから…とは随分な理由)あたりが有名ですが、この時代では主に政治的な配慮による禁止・中止措置が多かったのには驚かされます。そして70年代に入ると急激に増加するのは差別的表現といわれるもの。現在では出演者や関係者の犯罪によるものが原因となっているものが多くなっているようです。時代によって禁止・中止理由が変化している事に改めて驚き…なのデシタ。

沖雅也 in 『体験時代』

lovelytsubasa2005-11-03

ホームドラマチャンネルで放送中のドラマ『体験時代』の録画分第1回〜3回までをやっとこさチェック。そして沖雅也タン熱がふたたび…。

1979年・東京12チャンネル系で放映。主演は『俺たちは天使だ!』ですっかり三の線がクセになり始めた頃の沖雅也タンです。共演は相本久美子、竹田かほり、石田えり、谷川みゆきほか。“なんとなくクリスタル”&“激写!”世代の女子大生がワンサカ出てくるドラマとして、スタート当時は注目されていたようです。主題歌は杏里で音楽は尾崎亜美…って、すげートレンディ(笑)!しかしそこは東京12チャンネル。視聴率的には惨敗だったとか…。

沖さんは横浜のタウン誌の記者役で、久美子タンたち女子大生に翻弄される情けない役(笑)。しかし“顔はイイのに野暮天”具合に胸キュン!この人ほど“モテない美男子”的な役が似合う俳優は存在しないのでは?おへそあたりまでシャツのボタンを開け、金のネックレスをジャラジャラ…といったファッションも女子のツボを刺激します。

そんな彼とカラむ相本久美子タンは意外にもコメディエンヌとしてしっかりお仕事。岡崎友紀タンに通じるキレの良さに驚きです。久美子タン主演として思い出すのは、動物病院を舞台にした『動物、だーいすき!』という昼ドラ。コメディ向きのキャラですね。あと、魅力再発見だったのが、竹田かほりさん。当時の典型的な女子大生といったたたずまいがグーです。『桃尻娘』臭がプンプン。

実際のところ沖ファンにはこのドラマ、不評らしいですね。「ドタバタが鼻につく」とか、「安っぽいドラマ」といった辛口な意見も…。みんな二枚目役のほうがいいのかしらん。沖タンが下剤を飲み、苦しみながらトイレに駆け込むシーンを観た時、クレイジー映画で同じように下剤で苦しんでいた内田裕也タンを思い出してしまいました…。

プレイパンチ?

lovelytsubasa2005-11-02

岡崎友紀のラブコメドラマ『ラブラブライバル』を観ながら、『pocketパンチoh!』を読む秋の夜長です。昭和ですな。

現在読んでいる1969年3月号では、ワイド特集『TVディレクターの内幕』『女子プロレスラー血風録』に感激。ビューティーペアによる女子プロブーム以前の大変貴重な記録です。

最近も相変わらず、ヤフオクや古本店のオンラインサイトでもキチガイのように『pocketパンチoh!』をチェック中。そんな最中にパチもんを発見しました。
『プレイパンチ増刊 QT!』『パンチのきいたnude for MEN』…。

しかし…ひねりのないレイアウト。しかもモデルが場末臭いぇ(笑)。

単にパンチのフォントをそのまま失敬…とか、週刊プレイボーイ平凡パンチの合体とか、そのユルさ具合がたまりまセブン大集合って感じよネ!

もうひとつの『高校教師』

lovelytsubasa2005-10-31

現在、ファミリー劇場で放送中の『高校教師』のことばかり考えている毎日です。

『高校教師』と聞くと、90年代の名作・野島伸司脚本のドラマ…と連想するかたが多いと思いますが、ここでの『高校教師』とは、1974年に加山雄三主演で、しかも東京12チャンネル放送…というそこはかとなくマニア臭漂うモノ。ファンサイト も存在しています。

私立白雪女子高校(→笑)を舞台に、ズベ公たち(山内えみ子、須藤リカ、愛田純、春日まち子、四方晴美→60年代の名子役でした)と新任教師(雄三)の激しい日常を描く…というのがストーリーの軸。しかし毎回、犯罪と隣り合わせ的なエピソードが挟まれ視聴者をヒヤヒヤさせます。過激派学生の爆弾事件、放火事件、スケバン同志の抗争(まるでヤクザ並み!)など、ダークサイドがお得意の野島先生もハダシで逃げてくギャランドゥな描写満載。

…というか、野島先生はもしかしてこの作品を下敷きにしてあの『高校教師』を執筆されたのだろうか?そうだとしたら…改めて野島先生のセンスに脱帽です。

クール、言い換えれば単にやる気のない加山雄三の演技がとにかく素晴らしい。私は映画の若大将シリーズが好きで様々な作品を観てきましたが、昭和40年代後半〜50年代に入ってのテレビドラマで展開される“ニュー雄三”のほうにグっとキます。
『大追跡』でのヘルメットのような髪型で得意な射撃の腕を披露する雄三も、明らかにダークサイドを生きる男を熱演していました。無神経で鈍感な若大将キャラばかりが注目されている限り、そういった真の雄三の魅力はなかなか一般的には広がらないでしょうネ。

レッドビッキーズ同窓会

lovelytsubasa2005-10-11

ネットで偶然、レッドビッキーズファンのかたが作ったブログを発見!参りました・・・。

http://vickies.exblog.jp/

・・・ということで、キター!
左の画像はジュクの現在のお姿デス。
ジュク君、まったくファンを裏切ってませんね。
5年3組魔法組』のハテナマンの頃の面影も。ハァハァ・・・。
カリカリ(古川聡さん)は金八先生や『生徒諸君!』にも出演していましたネ。

最近、ファミリー劇場で『がんばれ!レッドビッキーズ』の同窓会が放送されたそうですが、ジュク君は欠席とのこと。トータスが出席したとは驚き。…というか、トータスが恐ろしく歳をとっていないのが脅威デス。

増田康好さんと1978年

lovelytsubasa2005-10-07

“日本版・がんばれ!ベアーズ”として作られた『がんばれ!レッドビッキーズ』 のDVD−BOXがいよいよ発売というニュースを聞き、キャッチャーのジュク役の増田康好さんを思い出しました。

増田さんは70年代のホープ子役でもありましたが、個人的にはもうちょっとアイドルとしてブレイクして欲しかったですネ。80年代には『スケバン刑事』の三平役で少しだけ話題となりましたが。あとは『池中玄太80キロ』で、長女の杉田かおるタンが憧れる先輩役で出演していたぐらい。これだけの逸材を活かせなかった事務所の問題なのでしょうね。

数年前、増田さんはご自分のサイトを運営されていて(現在は閉鎖)、幸運にも三十代の頃の画像と遭遇することができました。まさに“ジュク君が成長した”といったルックスで、ファンを裏切っていないなぁと激しく感動した思い出があります。大人になっても、ビッキーズメンバーと交流があったらしく、三塁手のシゲ君らがbbsを覗きに来たりしていたそうで・・・。まさに放映当時の1978年の空気満載のサイトでした。

・・・それにしても、レッドビッキーズの脚本って上原正三先生が参加されていたんですネ。さすが。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/a_matsu/redvic1.HTM